中世の面影が旅人を魅了、世界各地の城郭都市10選

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今は住む人のない、ギリシャ・ペロポネソス半島のミストラス

今は住む人のない、ギリシャ・ペロポネソス半島のミストラス

9.ミストラス(ギリシャ)

ミストラスは、ペロポネソス半島のスパルタ近くのタイゲトス山にある。居住者はいないが、考古学的に非常に重要な場所で、1449年にこの都市で東ローマ帝国最後の皇帝コンスタンティノス11世が即位した。

ミストラスは、1249年にフランク人のアカイア公ギヨーム2世・ド・ヴィルアルドゥアンによって建設されたが、すぐに東ローマ帝国領となった。1460年にオスマン朝に征服されたが、最終的に住民は街を見放して退去した。

10.アビラ(スペイン)

アビラがアラブ人の統治下にあった時代は、イベリア半島のキリスト教国家から何度も攻撃を受け、住民はこの地を去った。しかし、11世紀にキリスト教徒のライムンド・デ・ボルゴーニャの統治下で再び人が住み始め、ライムンドが城壁の建設を始めた。

城壁の全長は2.5キロで、88の半円の塔がある。城壁の上に上ることもでき、そこからの眺めは見事だ。6つある門の1つは、ゴシック建築のカテドラル(大聖堂)に通じている。この大聖堂は城壁に設置された事実上の要塞だ。

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