パリ旅行で恋人ゲット? 市民から8つのアドバイス

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焼きたてのパンとワインでセーヌ川沿いでピクニックも楽しい

焼きたてのパンとワインでセーヌ川沿いでピクニックも楽しい

流行のナイトクラブには簡単に入れる?

正直に言うと、大金を使うと思われていない限り、入るのは悪夢でしかない。女性ならフロントの店員にセクシーだと見られれば、確実に入れる。男性の場合、少し難しい。1人で行くと、常連でなければ入店できないと言われるだろう。遠回しに「くそ」と言われているのと同じことだ。一番いいのは、女性のグループに頼むことだ。

気持ちの良い夜を過ごしたければ、パブに行こう。地方から来た人たちに囲まれるかもしれないが、少なくとも楽しい時間を過ごすことができる。

パリの料理はおいしい?

パリではカエルのもも肉やエスカルゴ、ウサギの肉を食べているとよく勘違いされるが、この種の料理を食べるのは地方出身の農家だけ。パリで人々が食べているのは、シーザーサラダやタルタルステーキ、ハンバーガーだ。

旅行スポットの近くにあるレストランは避けよう。電子レンジで温めた冷凍食品が出てくる。

店員が来るまで、少なくとも10分は待つことを覚悟しておこう。サービスが遅いと苦情を入れたところで、手は2本しかないと言われるのが落ちだ。高額のチップを払わない限り、店員と親しくなることはできなさそうだ。

一番の方法としてアドバイスできるのは、カリッとした焼き立てのパンを買い、地元のスーパーでパテやソーセージを入手して、ワインを持ってセーヌ川を前にピクニックを楽しむこと。これが本当のパリだ。

パリ市民は英語を話せる?

少しは話せる。少なくともトライはしている。フランス人はみな、最低10年間の英語教育に耐えてきた。ただ、英語教師のフランス語なまりがきついため、外国人に話しかけられても本当には理解していない。ゆっくりと明瞭に、簡単な単語で身ぶりを交えて話してほしい。

パリ旅行の前に、フランス語の単語を少し勉強してから来るのがお勧めだ。ただ、「ボンジュール」「オールボワール(また今度)」などのような丁寧な表現を覚えてもだめだ。フランス人は使わない。

以上の答えが旅の役に立つことを祈っている。この美しい町であなたに会えるのを心待ちにしている。

本記事はフランス人コメディアンのオリビエ・ジロー氏によるものです。ジロー氏は1977年にボルドーで生まれ、18歳でパリに移住、その後、米フロリダ州でのレストラン経営を経てパリでコメディアンとして活躍しています。記事における意見や見解はすべてジロー氏個人のものです。

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