機内持ち込み荷物の小型化促す IATAが新規格提案

右端がIATAの新規格

右端がIATAの新規格

ロンドン(CNNMoney) 世界の航空会社が加盟する国際航空運送協会(IATA)は11日までに、手荷物の収納スペースを増やすため、機内持ち込み荷物の標準サイズを「55×35×20センチ」とする提案を打ち出した。

機内に持ち込める手荷物のサイズは航空各社が独自に定めている。しかしIATAの提案が採用されれば、ほとんどの航空会社で乗客が持ち込める手荷物のサイズは現在よりも小さくなる。

今回の提案についてはアラブ首長国連邦のエミレーツ航空やドイツのルフトハンザ航空など9社が採用を表明。一方、北米の航空会社はまだ1社も採用しておらず、アメリカン航空とサウスウエスト航空は採用の予定はないとした。

サウスウエストの場合、もしIATAの提案が業界標準になれば乗客が持ち込める手荷物のサイズは約40%縮小する。アメリカンやデルタ航空でも約20%の小型化が必要になる。

IATAはメーカーと共同でこの規格に合うスーツケースも開発中で、認定ケースには「Cabin OK」のロゴを表示する予定。

同規格を採用した航空会社の便を利用する場合でも、手荷物の小型化が必須になるわけではない。ただし規格に合った手荷物の方が規格外の手荷物よりも優先されるため、座席の上の荷物入れを確保できる公算が大きくなる。

これまでに「Cabin OK」規格の採用を表明した航空会社は、エミレーツ、ルフトハンザ、アビアンカ(コロンビア)、カタール航空、キャセイパシフィック、中国東方、中国南方、カリビアン、アズール(ブラジル)の9社。

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