外国から見た日本、東京訪問前に知っておくべき11のこと
5.至る所にある静かなスポット
慌ただしい都市、東京の中にも、オフィスビルの間に隠れた寺・神社(新宿区の花園神社など)や、桜並木の続く目黒川など、静かで落ち着ける場所は至る所にある。
また交通量の多い幹線道路から1ブロック離れると、大抵、壁に囲まれた庭付き一戸建てが並ぶ、曲がりくねった住宅街がある。
6.銭湯
銭湯は、大半の家に風呂がなかった時代から心が安らぐ場所として住民に親しまれてきた。
表参道にある明るくモダンな銭湯も、町の古ぼけた銭湯も、公衆浴場の料金は一律450円だ。東京都浴場組合は、東京オリンピックに向け、入浴方法や浴場でのマナーが4カ国語で書かれたカードを掲示するなど、外国人も気軽に利用できる銭湯作りに力を入れている。
7.よく耳にする「いらっしゃいませ」は歓迎の言葉
居酒屋に入ると、エプロンを巻いた汗まみれの男性店員たちが一斉に「いらっしゃいませ」と叫ぶ。また小さなブティックでも髪をきれいにセットした女性店員が小声で「いらっしゃいませ」と声をかけてくる。
この「いらっしゃいませ」は、客を歓迎する時に使う「ようこそ」の丁寧な言い方だ。
これを言われると思わず返事をしたくなるが、特に返事は必要ないという。ただ、お返しに愛想よく会釈しても特に問題はない。
8.築地で味わえる最高のすし
有名な築地市場のマグロの競りが始まるのは午前5時過ぎだが、その前に配布される無料整理券は大抵すぐになくなってしまう。
市場の周りにはいくつもの飲食店が並び、それまで味わったことのない新鮮なすしが食べられるが、多くは午後1時ごろには店じまいしてしまう。