米アマゾン、ロケット3社と大型契約 衛星インターネット事業展開へ

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米アマゾンはアリアンスペースの「アリアン6」(画像)を18基確保した/Amazon

米アマゾンはアリアンスペースの「アリアン6」(画像)を18基確保した/Amazon

ニューヨーク(CNN Business)  米アマゾンは5日、人工衛星3000基あまりを打ち上げて世界中でインターネット接続サービスを展開する「プロジェクト・カイパー」計画の実現に向け、ロケット会社3社と契約を結んだと発表した。

アマゾンが契約したのは、ロケット製造の実績をもつ米ボーイングと米ロッキード・マーティンが共同出資するユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)、欧州のアリアンスペース、およびアマゾン創業者ジェフ・ベゾス氏が立ち上げた宇宙開発企業ブルー・オリジンの3社。

この契約に基づき計83基を打ち上げる計画で、商業衛星打ち上げの契約としては過去最大級の規模になるとアマゾンは説明している。打ち上げはおよそ5年をかけて行われる見通し。アマゾンがこの計画に利用する予定のロケットは3基ともまだ運用は始まっておらず、年内か2023年中に就航する見通し。契約金額は公表していない。

アマゾン幹部のデイブ・リンプ氏は5日、CNBCの取材に対し、この契約について「数十億ドル」の規模になると説明。来年中をめどに、数基の実験衛星打ち上げを目指すとした。計画が順調にいけば、プロジェクト・カイパーを構成する衛星群のうち、少なくとも半分に当たる1600基以上を26年までに配備する。ただ、商用サービスは数百基の衛星でも開始できるとリンプ氏は説明。利用者が支払う料金の見通しは明らかにしなかった。

アマゾンのプロジェクト・カイパーは、イーロン・マスク氏の米宇宙開発企業スペースXが展開する衛星インターネット事業「スターリンク」と直接的に競合する見通し。スターリンクについてスペースXは1月の時点で、既に2000基以上の衛星が配備され、世界で14万5000を超す顧客と契約を済ませたと述べていた。

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