オリビア・マンさん、「抜毛症」と共に生きる経験を語る

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ビバリーヒルズのイベントに参加したオリビア・マンさん=4月/Leon Bennett/Getty Images

ビバリーヒルズのイベントに参加したオリビア・マンさん=4月/Leon Bennett/Getty Images

(CNN) 俳優のオリビア・マンさんはこのほど、あまり知られていない健康上の問題を抱えたうえで生活していることを明かした。

マンさんは6月30日に配信されたポッドキャストの番組で、「抜毛症(トリコチロマニア)」と呼ばれる精神疾患について、自身の経験を語った。米メイヨー・クリニックによると、抜毛症では「頭皮や眉毛など体の毛を抜きたいという抑えられない衝動に繰り返し襲われる」という。

「頭のてっぺんの髪の毛かもしれない、感覚があるから。現実ではないかもしれないけれど、ああ、まつ毛が抜けそうだと感じる。引っ張ると一瞬痛みが走る。そして、満足感と同時に後悔の念に襲われる」

マンさんによると、この症状が始まったきっかけは、2009年から10年にかけて交際していた俳優のクリス・パインさんと一緒に家を出るところをパパラッチに撮影されたことだった。

2人が一緒にアパートを出るところを写真に撮られ、その写真がネットに投稿されたという。

「私はひどいことをしてしまった。コメント欄を読んだ。そこには『彼女が仕組んだんだろう』といった書き込みがあった」とマンさんはネットで目にした無神経な反応を振り返った。「それが私の抜毛症の始まりだった。最初のきっかけだった」

映画「X―MEN:アポカリプス」などへの出演で知られるマンさんは、2024年に乳がんと診断されたことを公表して以降、自身の健康状態を積極的に発信している。

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