大谷翔平、投手復帰へ前進 約2年ぶりに実戦形式の投球練習

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大谷翔平が実戦形式での投球練習を行った/Kyodo News/Getty Images

大谷翔平が実戦形式での投球練習を行った/Kyodo News/Getty Images

(CNN) 米大リーグ、ドジャースの大谷翔平の投手復帰が待たれて久しいが、それほど遠い未来の話ではないかもしれない。

大谷は25日(日本時間26日)、敵地ニューヨークでのメッツ戦の前に、約2年ぶりに実戦形式の投球練習を行い球場の観客を喜ばせた。投手復帰に向けて、大きな一歩となった。

大谷は、5人の打者に対して22球を投じた。大谷が打者と対戦するのは、2023年9月に右ひじのじん帯の修復手術を受けて以降で初めて。

大谷は手術以降、打者としてのみ出場しており、自身を世界的なスター選手に押し上げた「二刀流」は封印されていた。

大谷は主に、直球やカットボール、シンカーを投げた。球速は94~97マイル(約151~156キロ)だった。

マーク・プライアー投手コーチは、実戦形式の大谷の投球には非常に満足していると語った。「調子が良さそうで、健康そうに見えた。打者と対戦するときには常にそれが一番大切だ。自信があり、持久力も高く、調子も維持している。そういう意味ではよかった。投球動作の面でも調子は良さそうだった」

大谷は、打者5人に対して22球を投じた/Adam Hunger/AP
大谷は、打者5人に対して22球を投じた/Adam Hunger/AP

大谷がマウンドに完全復帰するにはまだしばらく時間がかかりそうだ。デーブ・ロバーツ監督は試合前、大谷について、7月中旬のオールスターの中断が終わるまでは登板しない可能性が高いとの見通しを示した。

それでも今回の投球は復帰に向けた大きな前進となり、大谷自身も満足していた。

大谷は、しばらく投げていなかったので投手の気分を味わえてうれしかったと振り返った。

試合は、大谷に18号ホームランが飛び出したものの、メッツが3対1でドジャースを下した。

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