東京パラリンピック、祝福ムードの中開幕

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(CNN) 新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期されていた東京パラリンピックの開会式が24日に行われた。国際パラリンピック委員会(IPC)のアンドリュー・パーソンズ会長が参加選手をたたえるメッセージを寄せ、会場の国立競技場は祝福ムードに包まれた。

開会式であいさつに立ったパーソンズ氏は、コロナ禍の現状を念頭に置きつつ「多くの人が開催は不可能だと考えていた。しかし大勢の人々の尽力により、地球上で最も変革の力を持つスポーツイベントが今まさに始まろうとしている」「我々は世界全体に変化をもたらしたい」と語った。

東京はパラリンピックを前回と合わせて2度開催する世界最初の都市となる。組織委員会は8日に閉幕したオリンピックに続く成功に期待を寄せる。

開会式は活気に満ちた雰囲気で進行。ボランティアやダンサーが出迎える中、各国の選手団が会場内に続々と姿を現した。

入場行進は難民選手団を先頭に始まった。国内情勢が緊迫するアフガニスタンは出場を断念したが、行進にはボランティアの掲げる国旗が登場した。

全体では4000人を超える選手たちが22の競技で競う予定だ。

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