バイク好きの大規模イベント、コロナ禍でも30万人来場の予想 米フロリダ州

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バイク・ウィークに集まった参加者ら=8日、米フロリダ州デイトナビーチ/Phelan M. Ebenhack/AP

バイク・ウィークに集まった参加者ら=8日、米フロリダ州デイトナビーチ/Phelan M. Ebenhack/AP

(CNN) 米フロリダ州デイトナビーチでバイク好きが集まる大規模イベント「バイク・ウィーク」が開催中だ。コロナ禍の中、10日間の来場者数は30万人を突破すると予想されている。

コンサートやレース、バイクの見本市などが開かれるバイク・ウィークは5日から14日まで開催する予定。前回の来場者数は推計40万~50万人だった。これは10日間で開催地域全体を訪れた人の数を合わせたものだという。デイトナビーチ商工会議所の幹部が9日、CNNへの電子メールで明らかにした。

今年は新型コロナウイルス感染への懸念やそれに伴う収入減などの理由から昨年の来場者数を下回る見通しだ。上記の幹部は推計で30万人を超える程度になるとみていると述べた。

ただ天候に恵まれている点やワクチン接種が拡大していることなどから、人数はさらに増える可能性もあるようだ。宿泊業界の団体からの報告によれば、地域のホテルの客室利用率は高い水準にあるという。

同幹部は、市議会がパンデミックを理由にイベントの中止を一時検討したものの「非常に綿密な判断のもとで実施を決定した」と説明した。

市当局は感染症対策として屋内店舗の規模を制限したり、屋内で互いの距離を取れない場合はマスクを着用するよう来場者に呼びかけたりしている。

フロリダ州ではマスクの着用が義務化されていない。

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