30年連れ添った米夫婦、手を取り合って死去 2人ともコロナ感染

30年連れ添ったテキサス州の夫婦が新型コロナ感染症で死去した/Shawn Blackwell

30年連れ添ったテキサス州の夫婦が新型コロナ感染症で死去した/Shawn Blackwell

(CNN) 米テキサス州でこのほど、30年間連れ添った夫婦が新型コロナウイルス感染症のため死去した。最期は互いに手をつなぎ、子どもたちの手も取りながら亡くなった。

息子のショーン・ブラックウェルさんによると、ポール・ブラックウェルさん(62)とローズメリー・ブラックウェルさん(65)は13日に息を引き取った。同州ハリス郡の病院で2週間にわたって集中治療室に入り、人工呼吸器を数日装着した末の最期だった。

2人は生前、同州グランドプレーリーの学区で教師を務めていた。ローズメリーさんは小学校の先生で、ポールさんは体育教師と中学校のフットボールコーチを兼任していた。

ショーンさんによると、2人は12月に体調不良を訴えるまで勤務を続けた。しかし、医師から回復の見込みがないと宣告され、数日悩んだ末に生命維持装置を外す難しい決断を下したという。

「医師からは全く改善が見られないと言われた。生体機能全般が少しずつ衰えていった」とショーンさん。「容体があまりに悪化して、他にできることは何も残されていなかった」

ショーンさんと兄弟は熟慮の末、両親を2人で安らかに逝かせることを決断。人工呼吸器を外した両親は互いに手を取り合い、兄弟も両親の手を握りながら最期の時間を過ごした。

地元学区は14日、遺族や学校関係者に弔意を表明した。

クラウドファンディングサイト「ゴーファンドミー」では、ブラックウェルさん一家の葬儀の準備などを支援するページが立ち上げられている。夫婦には4人の子ども、20人の孫がいる。

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