「クリーム」のドラマー、ジンジャー・ベイカー死去 80歳
(CNN) 英国の伝説的なロックバンド「クリーム」のドラマーだったジンジャー・ベイカーさんが英国内の病院で死去したことが10日までにわかった。80歳だった。
娘のネッティーさんはCNNの取材に「安らかに息を引き取った」と述べた。苦痛もない最期の時を迎え、自らの子どもや親密だった家族、特別な友人と最近会い、言葉を交わしていたとも明かした。
死因は伝えられていない。
ベイカーさんはロンドン南部ルイシャムの生まれで、父親はレンガ職人だった。16歳の時にドラムを始め、バンド「グラハム・ボンド・オーガニゼーション」などに参加。その後の1966年、ギタリストのエリック・クラプトンさんやベース担当のジャック・ブルースさんと共に「クリーム」を結成した。
「ホワイト・ルーム」などのヒット曲を飛ばした同バンドは1993年に米国の「ロックの殿堂」入りを果たしていた。2006年には米グラミー賞の生涯功労賞も授与されていた。