CAS、ロシア選手ら47人の五輪参加認めず

2018.02.09 Fri posted at 17:33 JST

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(CNN) スイスに本部を置くスポーツ仲裁裁判所(CAS)は9日、組織ぐるみのドーピング問題で国際オリンピック委員会(IOC)から平昌(ピョンチャン)冬季五輪への参加が認められなかったロシアの選手とコーチ47人がこれを不服として提訴していた件で、訴えを退ける裁定を下した。

平昌五輪は同日に開幕する。出場を目指し、ぎりぎりまでCASの支持を求めていた選手たちだったが、望んだ結果は得られなかった。

IOCは声明を発表し、CASの裁定を歓迎。「ドーピングとの戦いにとって助けとなり、すべての選手たちが明快さを持って受け入れられる内容」と評価した。

IOCは反ドーピングの規定に対する「組織的な不正」を理由に、平昌大会へのロシア選手団としての参加を禁止した。一方で潔白が証明された一部の選手は個人資格に基づき招待している。ロシア側は違反の事実を否定している。

CASは今回の裁定について「世界規模でのドーピング撲滅を目指すIOCの利益と、ロシアの選手一人ひとりの利益のバランスをとることを念頭に置いた」と説明。「差別的、恣意(しい)的あるいは不公平なやり方」で下したものではないと述べた。

潔白が認められ、大会に招待された選手は「ロシアからの五輪選手」のユニホームを着て競技に出場する。メダルの贈呈式ではロシア国歌の代わりに五輪賛歌が流される。

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