国際赤十字スタッフ、武装集団に襲われ死亡 イエメン

襲撃されたスタッフが乗車していた車両

2018.04.22 Sun posted at 11:17 JST

(CNN) 赤十字国際委員会(ICRC)によると、中東イエメンで活動していたスタッフ1人が21日、武装集団に襲撃されて死亡した。

死亡したのはイエメンでICRCの刑務所訪問活動を統括していたレバノン人の男性スタッフ。南西部の都市タイズで刑務所へ向かう途中、乗っていた車が正体不明の武装集団に襲われ、搬送先の病院で死亡した。同行していたほかのスタッフらにけがはなかった。

ICRCの中東担当責任者は「我々全員が衝撃を受けている」との声明を発表した。

イエメンで活動する人道支援団体からは、犯行を非難する声明が相次いでいる。15団体が共同で出した声明は「1人の支援スタッフだけでなく、紛争被害者が支援や保護を受ける権利に対する攻撃だ」と指摘した。

イエメンでは2015年、反政府武装組織「フーシ」が親米派のハディ暫定大統領を追放してから内戦状態が続いている。フーシと戦うサウジアラビア主導の有志連合が昨年、同国の包囲を強化したために食料や医薬品の供給が滞り、多数の住民が危機的状況に陥っている。

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