消息絶ったA・イアハートの搭乗機、ソナー画像で発見か 太平洋探索した専門家が発表

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海底で撮影された航空機に似た物体を写したソナー画像/Deep Sea Vision/PR Newswire

海底で撮影された航空機に似た物体を写したソナー画像/Deep Sea Vision/PR Newswire

(CNN) 1937年の世界一周飛行中に消息を絶った米女性飛行士アメリア・イアハートを巡っては、これまで無数の調査、探索が行われている。ここへ来て米サウスカロライナ州チャールストンを拠点とする海洋探索企業ディープシービジョンが、イアハートの失踪劇に終止符を打つ手掛かりを見つけた可能性があると発表した。

ディープシービジョンに所属する水中考古学者や海洋ロボット工学の専門家からなるチームは、今回ソナー画像を駆使し、太平洋の海中深さ4877メートルに異常を検知した。小型飛行機に似た形状を示すこの画像の異常について、チームはイアハートが操縦していた10人乗りのロッキード製10Eエレクトラである可能性があると考えている。

ディープシービジョンはこの発見を、27日のインスタグラムへの投稿で明らかにした。

同社の最高経営責任者(CEO)を務めるパイロットで、米空軍の情報将校だった経歴も持つトニー・ロメオ氏は、「米国史上最大の物語に幕を下ろす機会を我々が手にしている」と強調した。

ロメオ氏によれば、画像はハウランド島から約161キロ離れた水中で撮影。同島はイアハートと航法士のフレッド・ヌーナンがパプアニューギニアのラエを飛び立って次に着陸する予定の島だった。

ディープシービジョンは最新型の自律型水中ビークルを使用して、海底1万3468平方キロ以上を調査。ロメオ氏がCNNに明らかにしたところによると、調査は昨年9月初旬に始まり、12月に終了したという。

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