植物の開花が1カ月早く、生態系への懸念も 英研究

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
気温の上昇により一部で植物の開花が早まっているとの研究結果が発表された/Dave Rushen/SOPA Images/LightRocket/Getty Images

気温の上昇により一部で植物の開花が早まっているとの研究結果が発表された/Dave Rushen/SOPA Images/LightRocket/Getty Images

(CNN) 英国の一部地方で平年より暖かい天気が続くなか、同国内で植物の開花がかつてより平均1カ月も早まっているとする新たな研究結果が発表された。

ケンブリッジ大学のウルフ・ビュントゲン教授らのチームが、英森林保護団体ウッドランド・トラストに保管されている大規模なデータベース「ネイチャーズ・カレンダー」を基に、18世紀半ばから2019年までに400種を超える植物について観測された、計40万件あまりの記録を分析。その結果を生物学専門誌「英王立協会紀要B」に報告した。

ネイチャーズ・カレンダーには、市民からの報告やインターネット上で広く募った情報を中心に、1730年代以降の開花や渡り鳥などの観測データ350万件が記録されている。

ビュントゲン氏らのチームは英国内各地の樹木や野草の開花日を、位置や標高、都市部か農村部かによって分類した。

「英国」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]