見えない飼い主を耳だけで追跡 猫の空間認識能力、実験で実証

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スピーカーからの飼い主の声を聞く実験中の猫/Saho Takagi

スピーカーからの飼い主の声を聞く実験中の猫/Saho Takagi

猫以外にも、ベルベットモンキーやミーアキャットのような動物はこうした感覚をもっている。音などの刺激に基づき画像を思い描くことのできる能力は、複雑な思考を表していると研究者は解説する。視界が悪い中で獲物をとらえる動物にとって、この能力は特に重要だ。

これは創造性や想像力の根本となる能力だと高木氏は言い、猫は想像以上に深遠な心をもっていると思われると語った。

猫行動コンサルタントのイングリッド・ジョンソン氏によると、猫は特に高齢になると、飼い主への愛着が強まることがある。目が覚めた時に飼い主の姿が見えなかったり声が聞こえなかったりすると、寂しがる様子を見せる高齢猫もいるという。

ジョンソン氏は今回の研究について、「猫が飼い主との間に絆を築くことができ、その飼い主との関係に安心感を感じていることを示す素晴らしい実例」と評価する。

これまでの研究で、猫には飼い主の声と他人の声を聴き分ける能力や、感情を認識できる能力があることも分かっている。

猫は寝ている時間が多く、ただ寝ているだけだと人間は思いがちだが、実はたくさんのことを考えているのかもしれないと高木氏は話している。

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