2つの頭をもつウミガメの赤ちゃん、海岸で発見 米サウスカロライナ州

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ボランティアが発見した2つの頭をもつウミガメの赤ちゃん/South Carolina State Parks/Facebook

ボランティアが発見した2つの頭をもつウミガメの赤ちゃん/South Carolina State Parks/Facebook

(CNN) 米サウスカロライナ州の海岸で、ウミガメの営巣地をパトロールしていたボランティアが、2つの頭をもつウミガメの赤ちゃんを発見した。サウスカロライナ州立公園局がフェイスブックへの投稿で明らかにした。

2つの頭をもつ赤ちゃんウミガメは、同州エディストビーチ州立公園で7月28日に見つかった。

この海岸では職員やボランティアがウミガメの営巣地を定期的にパトロールして産卵調査を行っている。この日は3~5日前に大量の赤ちゃんが生まれた痕跡のあるウミガメの巣を掘り起こし、孵化(ふか)した卵の数を数えるとともに、海にたどり着くことができなかった赤ちゃんを探していた。

2つの頭をもつ赤ちゃんは、この巣の中で生きていた3匹の中の1匹だった。

サウスカロライナ州立公園局によると、頭が2つあるのは遺伝子変異によるもので、州内では過去にも頭が2つある赤ちゃんウミガメが見つかったことがあるという。しかしエディストビーチ州立公園で発見されたのはこれが初めてだった。

一行は写真を撮影した後、3匹とも海に放した。

米水族館のシーワールドによれば、ほとんどのウミガメは夏の間に孵化するが、年間を通じて孵化することがある。

ウミガメの巣が人に荒らされれば、赤ちゃんの生存が脅かされる恐れもある。巣が荒らされた場合、赤ちゃんが生き延びられる確率は25%以下という。

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