コロナワクチンに対して広がる不安、世界中で「接種受けない」の声

ワクチンの最終目的は集団免疫の獲得にある。つまり、感染が拡大しにくくするためには十分な数の人口が免疫を獲得しなければならない。今年6月のファウチ所長の予想では、ワクチンの有効率は70~75%程度。人口の3分の2しか接種を受けないとすれば、集団免疫が達成されるとは思えないとファウチ所長は述べていた。

ドイツのハンブルク大学が6月に発表した研究によると、集団免疫を達成するためには欧州と米国で人口の71~74%にワクチンを接種する必要がある。しかし「特にフランスやドイツ、オランダの現時点での意欲レベルでは、この目標に到達できない可能性がある」という。

ワクチンに対する疑念は各国に拡大しつつある。英国と中国、米国の企業が試験を行っているブラジルでは、一部の少数派がSNSで「中国ワクチン」に反対するキャンペーンを展開した。ロイター通信によると、南アフリカでは抗議デモも行われた。

アフリカではワクチンをめぐり、人口の大部分を不妊化する計画を覆い隠す狙いがあるとの偽情報が出回っているという。

新型コロナウイルスの影響で学校が休校になったり診療所へ行くことに対する不安が広がったりしたために、世界中でワクチン接種は減少している。専門家は、「ワクチンに対する躊躇が次の障壁になるかもしれない」と予想している。

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