ロシアで見つかった人骨、「ナポレオン直属の将軍」と研究者 DNAが一致

ギュダン将軍は1812年、失敗に終わったナポレオン軍のロシアへの侵攻に参加。戦闘で片脚を失った後、壊疽(えそ)により死亡した。マリコフスキ氏は、「ギュダン将軍が死んだとき、ナポレオンは涙を流したという。遺体はスモレンスクに埋葬し、後からフランスへ帰還させるつもりでいたが、それはかなわなかった。遠征で敗北を喫し、退却を余儀なくされたからだ」と説明した。

ギュダン将軍は戦闘で片脚を失った後、壊疽(えそ)により死亡した/Photo 12/UIG via Getty Images
ギュダン将軍は戦闘で片脚を失った後、壊疽(えそ)により死亡した/Photo 12/UIG via Getty Images

同氏によれば、パリにはギュダン将軍の名を冠した通りがあり、凱旋門にもその名が刻まれている。今回の発掘は仏大統領府の要請で行われた。DNA分析で本人と判明したことを受け、遺骨は今後フランス国内に運ばれ、軍事博物館や記念碑などからなるパリの歴史施設、廃兵院(オテル・デ・ザンヴァリッド)に埋葬されると、マリコフスキ氏はみている。

ロシア大統領府のペスコフ報道官はCNNに対し、「この話題については十分に関知している。両国の考古学者は素晴らしい仕事をした」と発掘を評価。「プーチン大統領も状況は把握しており、フランスにその意向があるなら、当然政府として(遺骨の返還に)協力する用意がある」と述べた。

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