米重巡洋艦の残がい発見、原爆の部品運搬後に日本軍が撃沈

2017.08.20 Sun posted at 11:27 JST

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(CNN) 今から72年前の第2次世界大戦末期に旧日本軍が撃沈した米重巡洋艦「インディアナポリス」の残がいが、太平洋の海底で見つかったことが20日までに分かった。米海軍史上最大級とされた悲劇がついに幕引きを迎えた。

米マイクロソフトの共同創業者、ポール・アレン氏が率いる民間の調査チームが、深さ約5500メートルの海底で発見した。

アレン氏は乗組員らの勇気や犠牲に改めて敬意を表し、今後さらに残りの残がいも捜索すると述べた。

インディアナポリスは1945年7月30日、広島の原爆に使われた部品を運ぶ極秘任務を終えた直後に旧日本軍潜水艦の魚雷攻撃を受け、わずか12分後に沈没した。乗組員1196人のうち多くは脱出したが、その後4~5日に及んだ漂流中に生存者316人を除く全員が死亡した。生存者のうち22人は今も存命中だ。

残がいの捜索はこれまで何度も試みられてきた。アレン氏の調査チームのメンバーは13人。調査船は全長約7.6メートルの船体に最新鋭の装置を備え、深さ6000メートルまで潜ることができる。

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