魂に安らぎを、タイのゾウ保護施設を訪ねる<2> 感情の動物

地面に腰を下ろし、ゾウを見守るルイーズ・ロジャーソン氏

地面に腰を下ろし、ゾウを見守るルイーズ・ロジャーソン氏

(CNN) タイのプーケット島にできた初のゾウ保護施設、プーケット・エレファント・サンクチュアリ(PES)。その共同創設者であるルイーズ・ロジャーソン氏は、PESで初めてゾウに近づいた時のことを覚えているという。

前回「魂に安らぎを、タイのゾウ保護施設を訪ねる<1> 知られざる虐待の実態」はこちら

同氏は「ゾウが近くにいると(その大きさに)思わず息を飲むが、彼らは穏やかで落ち着いており、私の声に耳を傾ける」と、その時の様子を振り返った。

広さ約12ヘクタールのPESには現在5頭のゾウがおり、そのうち3頭は昨年12月に救出された。

PESは、島の人脈を通じて救出を要するゾウがいると連絡が入ると、そのゾウを所有者から買い取る。

ゾウたちは、日中は自由に歩き回り、夜間は28メートル×12メートルの巨大なシェルターの中で過ごす。

PESの来場者はゾウには乗らないが、その代わりゾウに餌を与えたり、ゾウが歩き回ったり、遊んだり、水浴びをする姿を眺める。

「驚くのはここに引き取られてくるゾウたちが非常に短期間で回復していることだ。中には60代のゾウもいる。彼らは人間への服従を強いられながら一生を送ってきた」とロジャーソン氏は言う。

「ゾウは感情の動物で、幸福や悲しみを感じ、愛情を示す。そしてここでは、彼らは何も恐れず、彼ら本来の姿を取り戻している」

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