推定100歳超、最古参の肺魚が死ぬ 米シカゴ水族館

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
推定100歳前後のオーストラリア肺魚「グランダッド」=2004年撮影

推定100歳前後のオーストラリア肺魚「グランダッド」=2004年撮影

(CNN) 米シカゴのシェッド水族館は8日までに、同館の最古参だった推定100歳前後のオーストラリア肺魚「グランダッド」が死んだと発表した。健康状態が急激に悪化したため、安楽死させたという。

グランダッドはまだ10代だった1933年に同水族館にやって来て、2013年には来館80年を祝っていた。正確な年齢は不明だが、100歳には達していたと推定される。

オーストラリア肺魚はクイーンズランド州の河川に生息する種で、えらのほかに原始的な肺があり、干ばつで水かさが減っても呼吸ができる。グランダッドも水中と水上の両方で呼吸していて、水面上に顔を出して空気をのむ姿で観客や係員を驚かせていたという。

水族館館長は、「80年以上にわたって1億400万人を超す来館者がグランダッドを見物し、その独特の生態について学んだ」「あらゆる年代の来館者の好奇心や興味をかきたてた」とグランダッドをしのんだ。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「生き物いろいろ」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]