自宅敷地から大量の金貨、10億円相当 米カリフォルニア州

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見つかった金貨=Kagin's, Inc.提供

見つかった金貨=Kagin's, Inc.提供

(CNN) 米カリフォルニア州北部に住む夫妻が、自宅の敷地内から1800年代の金貨1400枚余りを掘り出した。合わせて約1000万ドル(約10億2000万円)以上の価値があるとみられる。

鑑定業者、プロフェッショナル・コイン・グレーディング・サービスのデービッド・ホール氏によると、夫妻は匿名を希望している。

昨年2月、犬の散歩の途中に地面に光る物を見つけて掘ってみたところ、金属の缶が8つ見つかった。その中から1847~94年にサンフランシスコなどで鋳造された5ドル、10ドル、20ドル金貨が大量に出てきたという。

額面の合計は約2万7000ドルだが、時価はそれをはるかに超え、米史上最高額に達すると推定される。

ホール氏は「だれかがここに埋めたまま、だれにも知らせることなく亡くなったのかもしれない。忘れてしまったり、引っ越してしまったりするケースもあり得るし、犯罪がらみの可能性もある」と話す。

夫妻は金貨の大半を、インターネット通販大手アマゾンの収集品サイトで売りに出す見通し。一部は27日からアトランタで開催されるコインショーに出品されるという。

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