中学生が飛ばした気球、成層圏からの写真撮影に成功 米国

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マイロン君はフェンシングや読書も好きだという

マイロン君はフェンシングや読書も好きだという

マイロン君は母親の車の座席に取り付けた双眼鏡とiPadとノートPCを使って、気球の位置をリアルタイムで観測。成層圏に到達した気球は気圧の低下に伴って破裂したが、機材はパラシュートで降下させ、地面に落下した。全地球測位システム(GPS)が途中故障して位置が分からなくなったが、同州の住民が道路に落ちている機器を見つけて警察に通報。マイロン君と母親が駆けつけて無事回収した。

10秒ごとに撮影するよう設定しておいたカメラは、地平線から太陽の光が差す場面など、1000枚以上の写真を撮影していた。

マイロン君は知らなかったが、同様の気球技術は米航空宇宙局(NASA)の望遠鏡や火星や金星の大気の研究用にも使われており、「国の気象観測気球でも普通はここまでの高度には到達できない」と専門家も舌を巻いている。

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