トランプ氏とメラニア夫人、ガザの飢餓伝える映像に深い憂慮 「子どもたちが飢えている」
(CNN) トランプ米大統領は29日、自身と妻のメラニア夫人がパレスチナ自治区ガザ地区の飢餓を伝える映像に深く心を痛めていると述べた。
トランプ氏は英スコットランドからワシントンに戻る大統領専用機の中で記者団に対し、夫人について「彼女はおぞましいと思っている」と述べた。「彼女は皆さんが見ているのと同じ光景を見ている。私たち全員が同じものを見ている。よほど冷酷な人、あるいはそれ以上に頭がおかしい人でない限り、子どもたちの姿を見たら、恐ろしいとしか言えないと思う」
「子どもたちが飢餓と言うかどうかにかかわらず、子どもたちは飢えている」(トランプ氏)
この発言の前日、トランプ氏は米国がガザ地区に「食料センター」を設置する計画を発表。イスラエルのネタニヤフ首相がガザに飢餓は存在しないとした主張についても公に否定していた。
トランプ氏は29日、「子どもたちは本当に飢えているようだ」と懸念を示した。