日英の新通商協定、英国産チーズの関税で難航か

「スティルトン」のブランド名で知られる英国特産のブルーチーズ/Chris J. Ratcliffe/Bloomberg/Getty Images

「スティルトン」のブランド名で知られる英国特産のブルーチーズ/Chris J. Ratcliffe/Bloomberg/Getty Images

ロンドン(CNN Business) 日本と英国が進める新たな通商協定交渉について、英紙フィナンシャル・タイムズは13日までに、英国産の農産物の関税の取り扱いが交渉を難航させていると報じた。

英国のトラス国際貿易相は特に、「スティルトン」など同国産のブルーチーズの優遇措置の獲得に注力しているという。

スティルトンは英国の3カ所の地域だけで生産可能ともされる特産品。英国が離脱した欧州連合(EU)の原産地呼称保護の対象製品ともなっている。

英国農業園芸開発公社によると、同国のブルーチーズの昨年の輸出額は1830万ポンド(約25億4370万円)で、日本向けは10万2000ポンド。

英国にとって日本との貿易規模はEU以外では4番目に大きい。英国のEU離脱で、日本とEUが結んだ経済連携協定(EPA)は今年末に英国が適用外となるため、日英両国は来年1月の新通商協定の発効を目指している。

英国際貿易省はフィナンシャル・タイムズ紙の報道への論評を拒否。日本とは今年8月末までの公式合意を視野に入れている。

トラス国際貿易相は声明で、新協定の主要な部分では両国間で総意を得たと説明。デジタル、データや金融サービスなどの分野では日本とEUのEPAの水準を大きく上回る野心的な内容になっているともした。

日本のメディアは、両国は日本製自動車向けの関税を2026年までに廃止する方向で合意するともした。

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