牛にVRゴーグル装着、狙いは牛乳の質と量向上 ロシア

VRゴーグルを装着した牛/Ministry of Agriculture and Food of the Moscow Region

VRゴーグルを装着した牛/Ministry of Agriculture and Food of the Moscow Region

(CNN) ロシアの首都モスクワ郊外にある牧場で、牛にVR(仮想現実)ゴーグルを装着させる試験的な取り組みが進んでいる。狙いは牛乳の質と量を高めることだ。

モスクワ地方の農業当局は25日、報道声明を発表。そこには新型ゴーグルを装着した牛の写真も添えられていた。

同局の説明によると、複数の研究の結果、飼育環境が牛乳の生産に影響を与える可能性が判明した。特に牛乳の質の向上や、量の増大につながることが明らかになったという。

そこで開発チームは獣医師やコンサルタントの助けを借り、牛向けのVRゴーグルを製作。牛の頭の形や視力に合わせて人間用のゴーグルを改造した。

ゴーグルには夏の太陽に照らされた広大な野原が映し出される。牛にとっては天国だ。

ゴーグルを装着すると夏の野原がみられる/Ministry of Agriculture and Food of the Moscow Region
ゴーグルを装着すると夏の野原がみられる/Ministry of Agriculture and Food of the Moscow Region

今のところ実際に牛乳生産の改善につながったかは不明で、今後さらなる研究が必要となる。ただ、第1回の試験では、不安の減少や気分向上といった効果が明らかになった。

こうした奇抜な取り組みを進めているのはロシアの酪農家だけではない。一部の和牛農家は、ムード照明を設置して牛の落ち着きを保つ手法を導入。米ミズーリ州の酪農家からは、音楽を流したところ牛乳の質が向上したという報告も寄せられている。

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