同性カップルがキスするコカ・コーラ広告、保守派が非難も撤回せず ハンガリー

コカ・コーラがハンガリーで展開している「Love is Love」のシリーズ広告。同性愛カップルがキスする広告も登場した/From Coca-Cola/Facebook

コカ・コーラがハンガリーで展開している「Love is Love」のシリーズ広告。同性愛カップルがキスする広告も登場した/From Coca-Cola/Facebook

ニューヨーク(CNN Business) 清涼飲料大手のコカ・コーラがハンガリーで展開する広告キャンペーンに同性愛カップルを登場させた。男性同士がキスする場面は同国の政治家や保守系活動家の集中攻撃を浴びているが、コカ・コーラは広告の撤回には応じない意向だ。

保守派がやり玉に挙げているのはコカ・コーラが展開している「Love is Love(愛情は愛情)」のシリーズ広告。ハンガリーの与党フィデス党の有力政治家や保守系メディアは、コカ・コーラ製品のボイコット運動やCMの放送禁止を呼びかけている。

コカ・コーラの広報はこのCMについて、「コカ・コーラは我々のビジネスにおいて多様性、包摂性、平等を追求する。社会においてもそうした権利を支持する」と述べ、「我々はLGBTQIを支持する立場から、誰もが自分の選んだ相手を愛する権利があると信じる。ハンガリーで現在展開しているキャンペーンは、そうした価値観を反映している」と説明した。

同キャンペーンは、首都ブダペストで開かれる音楽フェスティバル「シゲト」の開幕を前に始まった。ポスターに描かれたキャッチフレーズは「糖分ゼロ、偏見ゼロ」。男性同士、女性同士のカップルがコークのボトルを手にキスしたり抱き合ったりするポスターは、全土の駅などに掲示されているほか、同社のハンガリー語のフェイスブックにも掲載された。

LGBT団体が2017年にハンガリーで実施した世論調査では、性的指向に関係なく平等な権利を認めるべきだとする回答が60%を超えるなど、同国でも同性愛者の権利を支持する国民は増えている。

しかし与党フィデス党の党首はコカ・コーラ製品のボイコットを呼びかけ、ボイコットやCMの禁止を訴えるインターネットの嘆願運動には目標となる5万人の約半分の署名が集まっている。

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