米政権、中国製品への関税第2弾を発表 160億ドル分が対象

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トランプ米政権は中国から輸入する約160億ドル分の製品に25%の追加関税を課すと発表した/Photo Illustration: CNNMoney/Getty Images/Shutterstock

トランプ米政権は中国から輸入する約160億ドル分の製品に25%の追加関税を課すと発表した/Photo Illustration: CNNMoney/Getty Images/Shutterstock

ワシントン(CNN) トランプ米政権は7日、中国の知的財産侵害に対する制裁措置として、同国から輸入する約160億ドル(約1兆8000億円)分の製品に23日以降、25%の追加関税を課すと発表した。

対象リストにはオートバイやスピードメーター、アンテナなど279品目が掲載されている。

米国は先月、制裁の第1弾として、340億ドル分の中国製品に25%の関税を上乗せしていた。中国はこれに対抗し、米国からの輸入品に同規模の追加関税を課していた。

米中間の貿易交渉は行き詰まっている。トランプ氏はさらに今月初め、中国の果物や野菜、ハンドバッグ、冷蔵庫など総額2000億ドル分の輸入品にも25%の追加関税を課す方向で、米通商代表部(USTR)に準備を指示した。

これに対して中国は、米国の肉やコーヒー、ナッツ、自動車部品にも最大25%の関税を上乗せすると予告。貿易戦争のさらなる激化が懸念されている。

米中間のモノやサービスの取引額は年間6500億ドル相当に上り、2国間の貿易関係としては世界最大規模となっている。

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