石油埋蔵量、米国が世界1位 大半はシェールオイル

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水圧破砕法などの新技術で、以前は利用できなかった資源が活用できるようになった

水圧破砕法などの新技術で、以前は利用できなかった資源が活用できるようになった

Rystadの試算によれば、米国の埋蔵量は2640億バレル。ロシアは2560億バレル、サウジアラビアは2120億バレルと続く。

同社は今回の試算が、よく引用される過去の保守的な指標よりも、現実の世界的な石油埋蔵量を理解するのに役立つと主張している。

例えば、英石油大手BPの試算によれば、米国の石油埋蔵量は550億バレルにとどまる。ベネズエラの埋蔵量は3010億バレルとされる。Rystadによれば、この数字は当局が報告した数字に依拠していて、ベネズエラの場合は未発見の油田も含まれている。同国が加盟する石油輸出国機構(OPEC)では発言力強化のために各国が埋蔵量を誇張することが多いことから、米国の方が数字が上振れする可能性ははるかに大きいという。

また、Rystadによれば、世界の未開発の油田は2兆1000億バレルと現在の世界生産の70倍に相当するという。

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