ロシア、今度は欧米製せっけんを販売禁止 「安全に懸念」

ロンドン(CNNMoney) ロシアの消費者保護当局は27日までに、欧米の一部企業が製造するせっけんと洗剤が有毒で同国の安全基準を満たしていないとの理由で国内での販売を禁じた。

影響を受けるのは、プロクター・アンド・ギャンブル、コルゲート・パーモリーブとヘンケル各社の製品。いずれも世界的に有名な企業となっている。3社は今回の販売禁止方針に反論、ロシア国内での毒物検査に合格し、必要な品質保証を得ているとその安全性を主張している。

3社はロシア内に工場を持つが、一部の製品は輸入している。ロシアの消費者保護当局は、同国ペルミ市にあるヘンケル社の工場を調べる方針も示した。同社の広報担当者はロシア側の今回の措置の背景を把握するため関係当局との話し合いを求めていることを明らかにした。

ロシアは昨年、ウクライナ危機に伴う欧米諸国の経済制裁発動に対抗し米国や欧州連合(EU)加盟国などからの食料品輸入を禁じる報復措置を打ち出した。最近では安全性への懸念を理由にオランダからの花を輸入禁止品目に追加した。これら禁輸措置を2016年まで延長もしている。

禁輸措置を徹底させるため対象品目のチーズや果物をブルードーザーでつぶしたり、焼却処分する対策も強化している。ただ、しわ寄せを受けているのはロシアの消費者で、食料品価格は1年前と比べ20%以上値上がりしている。

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