ギリシャで銀行が営業停止、30日にもデフォルトの可能性

金融支援の打ち切りが迫るギリシャは、ユーロ圏からの離脱も現実味を帯びてきている

金融支援の打ち切りが迫るギリシャは、ユーロ圏からの離脱も現実味を帯びてきている

ロンドン(CNNMoney) デフォルト(債務不履行)の瀬戸際に追い込まれているギリシャ政府は29日までに、国内銀行の営業を停止すると発表した。現金自動預払機(ATM)から引き出せる金額は制限され、証券取引所も休場になると報じられている。国際機関からの金融支援打ち切りが迫る中、本格的な資本規制の導入に踏み切った形だ。

欧州首脳は共通通貨ユーロの創設以来最悪の事態に直面している。オバマ米大統領は28日、ドイツのメルケル首相と電話で会談し、ユーロ圏の危機打開のためにあらゆる措置を講じることで合意した。

ギリシャ政府は26日、同国の救済について話し合う協議の場から交渉団を引き揚げると表明。チプラス首相は欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)が金融支援の条件として示した改革案を非難し、同案の是非を問う国民投票を7月5日に実施すると発表した。

これを受けて欧州当局は、影響を最小限に食い止めるための対応に追われている。欧州中央銀行(ECB)は28日、ギリシャの銀行に対する新たな緊急支援は行わないと表明した。

ギリシャが金融支援を受けられなければ30日にもIMFへの債務返済が滞り、デフォルトに陥る可能性がある。そうなれば同国がユーロ圏からの離脱に追い込まれる公算も高まることになる。

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