JPモルガンのダイモンCEO、がんを公表

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JPモルガンのダイモンCEO

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ニューヨーク(CNNMoney) 米金融大手JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO、58)は1日、咽頭がんとの診断を受けて治療を開始することを明らかにした。

ダイモン氏は従業員や株主にあてた文書で、がんは早期に発見され、医師団によれば完治の可能性は非常に高いと強調。「現時点で体調は大変良い。健康状態に変化があれば皆さんにお知らせする」と述べた。

今後2カ月にわたりニューヨークの病院で放射線治療と化学療法を受けるが、その間も出張は控えるものの職務を続行するという。

報道担当者によると、同氏はまもなく欧州5カ国歴訪に出発することになっていたが、この予定は中止された。

ダイモン氏はシティグループの社長を務めた後、バンク・ワンのCEOを経て、2004年に同社を買収したJPモルガンへ移り、06年に社長兼CEOに就任した。

JPモルガンは近年、巨額損失事件や金融危機前に販売した住宅ローン担保証券(MBS)の不正を巡る米政府への和解金支払いといった問題に直面。12年のダイモン氏の報酬は大幅に減額されたが、13年にはほぼ元の水準まで回復した。

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