中国の消費者物価指数、3月は2.1% 小幅上昇にとどまる

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中国・北京のスーパーマーケット

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香港(CNNMoney) 中国の国家統計局が9日発表した3月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.1%の上昇と、10カ月ぶりの高い上昇率を記録した2月に比べてかなり鈍化した。

2月のCPI上昇率は3.2%だった。1年前の上昇率は4%近くに上っていた。中国国民の生活費の重要な指標となる食品価格の上昇率も、3月は2.7%で、2月の6%から大きく下がった。

政府は年間の物価上昇率を4%未満に抑えることを目標に掲げている。

中国は過去約30年間、平均約10%の経済成長を続けてきた。しかし近年は欧米の景気低迷による需要の減退や政府による不動産バブル抑制策により、成長にブレーキがかかっている。

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