認識・発掘・動機 これがCIA流人材獲得術

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人材の確保は、就職フェアなどには頼らず、積極的に

人材の確保は、就職フェアなどには頼らず、積極的に

そのためCIA職員は、テロリズムなど世界共通の問題の他にも、地域などにより様々な異なる問題に対応しているのだが、内部の様々な情報交換の機会を通じて情報をやり取りしており、それが、適切な情報源をスムーズに獲得することに寄与している。

では、あなたの会社の幹部は、同じように重要な人材の不足を認識し、社内での情報交換の機会を通じて人材探しをしているだろうか。

採用とは、空きポジションのリストを人事部が管理するだけのものではない。全社員の公私にわたるネットワークを採用に活用し、信頼できる社内の人間が、多くの有能な人材の実質的な1次審査を行うような形が望まれる。

適任者を見つけ出す

非常に重要な情報の入手が必要な場合、CIAの分析・作戦両部門の職員が、その情報を提供出来そうな人物の見極めを始める。その後、情報提供の候補者の採用に組織を挙げて取り組む。

一方で、空きポジションを広告し希望者を面接するというような、求職者が行動を起こすのを待つ形の企業における採用は消極的に過ぎる。就職フェアや大学の就職説明会に参加するといった比較的積極的な取り組みでさえも、就業希望者からの働きかけに依存しているといえる。

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