フェラーリ会長、「フェラーリ列車」で欧州の高速鉄道復興を促す

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しかし、トレニタリアもイタロを迎え撃つ態勢を整えていた。同社は1億ドルを投じて、高速列車フレッチャロッサの内装を改修し、無料の無線インターネットも導入した。トレニタリアは新たな高速鉄道事業者の参入を歓迎しており、顧客争奪戦に向け準備も万全だ。

鉄道産業技術の専門企業シルバーレイルのバイスプレジデント、キャメロン・ジョーンズ氏も鉄道業界内の競争は消費者の利益になると指摘する。

ジョーンズ氏は「民営化や競争は事業の効率化を促す」とし、「事業の効率化により、顧客はさまざまな便益や割引が受けられる。サービス、製品、価格のすべてが改善する」と語る。

イタロは2014年までにイタリア市場で25%のシェア獲得を目指している。またモンテゼーモロ氏は、イタリア国外進出の可能性も排除していない。

「まだイタリア以外の国々への進出を考えるのは時期尚早だが、いつか実現すると考えている」とモンテゼーモロ氏は語った。

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