アップル、米加州で自動運転車の試験走行へ 許可を取得

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アップルが自動運転技術の公道試験に向けた承認を取得

アップルが自動運転技術の公道試験に向けた承認を取得

ワシントン(CNNMoney) 米アップルは17日までに、カリフォルニア州当局から自動運転システムを搭載したスポーツ用多目的車(SUV)3台を試験走行させる許可を取得した。同州がこうした試験を認めるのはアップルで30社目。

アップルはこれまで自動運転技術への関心を明らかにしてこなかった。ただ自動運転車にかかわるビジネスは巨大市場になると目されており、専門家からはアップルが公式に参入すると予測する声が上がっていた。

アップルがどのような形で自動運転技術の開発に関わっていくのかは不明。昨年には、自動運転車を自社で製造する計画について、規模を縮小したとの報道が流れた。

グーグルの親会社アルファベット傘下の「ウェイモ」は、車両の自動運転を可能にするソフトウエアやハードウエアの開発に注力し、業界を牽引(けんいん)している。

アップルは昨年12月、交通の自動化がもたらす影響についての肯定的な見方を述べた書簡を連邦政府に送付。自動運転技術に携わる方針を示唆する、これまでで最も明確なサインと受け止められた。

カリフォルニア州は自動運転車の規定に関する提案を先月公表し、州内の公道で自動運転車が走行できる環境を今年中にも整備する構えだ。

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