イスラエル軍がラファの国連施設を攻撃、5人死亡

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国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の建物が攻撃され死亡したパレスチナ人の遺族ら=13日/Abed Rahim Khatib/Anadolu/Getty Images

国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の建物が攻撃され死亡したパレスチナ人の遺族ら=13日/Abed Rahim Khatib/Anadolu/Getty Images

(CNN) パレスチナ自治区ガザ地区南部ラファで13日、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の建物をイスラエル軍が攻撃し、現地の病院責任者によるとパレスチナ人5人が死亡した。

病院には同日朝から、UNRWAの建物内で起きた爆発の負傷者を含む計38人が運び込まれたという。

UNRWAの発表によると、建物での負傷者は22人。死者のうち少なくとも1人は同機関のスタッフだった。現地の報道担当者によれば、建物はラファ中心部にあり、食料支援の分配拠点に使われていた。

UNRWAのラザリーニ事務局長は声明で攻撃の責任を追及し、調査を求めた。

イスラエル軍による攻撃を受けた国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の配送センター=パレスチナ自治区ガザ地区ラファ/Mohammed Abed/AFP/Getty Images
イスラエル軍による攻撃を受けた国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の配送センター=パレスチナ自治区ガザ地区ラファ/Mohammed Abed/AFP/Getty Images

ラザリーニ氏は、ガザ地区で食料が底をつき飢餓が蔓延(まんえん)するなか、同地区に残る数少ないUNRWAの分配拠点が攻撃されたと訴えた。

同氏によれば、ガザ地区内にあるUNRWA施設の位置は紛争当事者に共有されている。イスラエル軍も前日に、この施設を含めた位置情報を受け取っていたという。

CNNはイスラエル軍にコメントを求めたが、返答は得られていない。

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