イスラエル当局、ハマスの攻撃計画を1年以上前に認識 米紙

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10月7日、イスラエル南部に侵入し同国軍の車両を奪い移動するパレスチナ人の戦闘員/Ahmed Zakot/Reuters

10月7日、イスラエル南部に侵入し同国軍の車両を奪い移動するパレスチナ人の戦闘員/Ahmed Zakot/Reuters

(CNN) 10月7日に発生したイスラム組織ハマスによるテロ攻撃を巡り、米紙ニューヨーク・タイムズは11月30日、イスラエル当局が襲撃の1年以上前にハマスの戦闘計画を記した文書を入手していたと伝えた。文書やメール、インタビューをもとに報じた。

文書の翻訳を調査したタイムズ紙によると、約40ページの文書に襲撃の日付は記されていないものの、ハマスが10月に実行したようなイスラエル侵入作戦の概要が項目立てて記述されている。

イスラエル軍と情報当局者は、ハマスが実行するには難度が高すぎるとの判断から、この計画を重大視しなかったという。

イスラエル当局が文書に付けた暗号名は「エリコの壁」。ガザ地区周辺の防御壁の突破、イスラエルの都市の制圧、主要軍事基地の狙い撃ちといった襲撃の内容を詳しく記述している。タイムズ紙によると、ハマスは10月7日、この計画に正確に従って襲撃を行ったという。

襲撃当日、ハマスの戦闘員はガザ地区内から境界を越え、連携の取れた攻撃で人質200人以上を拘束し、約1200人を殺害した。イスラエルへの攻撃としては1948年の建国以来、最大規模になった。

イスラエル情報機関の失態との見方が多く、多くの国防・治安当局高官はある程度、攻撃を招いた不備の責任を公に認めている。

タイムズ紙によると、「エリコの壁」の文書はイスラエル軍や情報機関の指導者の間に広く出回っていたが、ネタニヤフ氏をはじめとする政界の最高指導層が目にしたかは不明。

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