ウクライナに供与の米戦車エイブラムスは「燃やされる」 ロシア大統領報道官

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ポーランドでM1A2エイブラムス戦車の訓練を行う米兵=4月/Artur Widak/NurPhoto via Getty Images

ポーランドでM1A2エイブラムス戦車の訓練を行う米兵=4月/Artur Widak/NurPhoto via Getty Images

(CNN) ロシア大統領府のペスコフ報道官は26日、米国の主力戦車「エイブラムス」がウクライナに到着したことについて、他の兵器と同じようにエイブラムスも「燃やされ」、紛争地帯の状況を変えることはないと述べた。

ペスコフ氏は記者団との定例の会見で、エイブラムス戦車は重大な兵器だとした上で、ロシアのプーチン大統領が外国製の戦車について簡単に燃えてしまうと発言したことを思い出してほしいとし、エイブラムス戦車も同じように燃えるだろうとの認識を示した。

米国防総省は25日、31両のエイブラムス戦車がウクライナに到着したことを確認していた。

ペスコフ氏は、エイブラムス戦車の存在は重要ではあるものの、1種類の兵器が戦場の力関係を変えたり、戦争の行方や結果を変更したりすることはできないと指摘した。

ペスコフ氏は「これらすべてが『特別軍事作戦』の本質やその結果に影響を与えることは決してない」と述べた。特別軍事作戦はプーチン氏やロシアの指導層がロシアによるウクライナ侵攻を指す際に使用する表現。

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