ドナウ川の港湾にロシア無人機攻撃、2人負傷 ウクライナ発表

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オデーサ州の軍政当局トップ、オレフ・キペル氏/Kyodo News/Getty Images/File

オデーサ州の軍政当局トップ、オレフ・キペル氏/Kyodo News/Getty Images/File

(CNN) ウクライナ軍の当局者は26日、ドナウ川の港湾インフラが夜間にロシアのドローン(無人機)攻撃を受け、トラックの運転手2人が負傷したと明らかにした。

ウクライナ南部オデーサ州の軍政当局トップ、オレフ・キペル氏によると、同州イズマイール地区への攻撃で渡河点や倉庫、トラック約30台が損傷する被害が出たという。

キペル氏はSNSテレグラムで、「ロシアのテロリストは2時間にわたり攻撃ドローンでオデーサ州を襲った」と説明。大半の無人機はウクライナの防空システムが撃墜したとも述べた。

オデーサ州にあるドナウ川沿いの港湾はルーマニアとの国境付近に位置し、7月に黒海穀物合意が崩壊した後、繰り返しロシアの攻撃目標になってきた。

ウクライナの当局者が25日に明らかにしたところによると、オデーサ市では今回の攻撃に先立ち、ロシアの攻撃で少なくとも2人が死亡したほか、港湾インフラに「甚大な被害」が生じていた。

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