避難民キャンプ襲撃、子ども23人含む46人死亡 コンゴ民主共和国

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
コンゴ民主共和国軍と国連平和維持活動部隊が鎮圧に取り組むも、襲撃が後を絶たない状況が続いている/STR/AFP/Getty Images

コンゴ民主共和国軍と国連平和維持活動部隊が鎮圧に取り組むも、襲撃が後を絶たない状況が続いている/STR/AFP/Getty Images

(CNN) アフリカ中部コンゴ民主共和国で避難民キャンプが襲撃され、同国の監視団体によると、子ども23人を含む民間人少なくとも46人が死亡、6人が負傷した。

監視ネットワークの「キブ・セキュリティー・トラッカー」によると、同国北東部イトゥリ州ジュグの避難民キャンプが12日、民兵組織「コンゴ開発協同組合(CODECO)」に襲撃された。

同地でこれほど多くの死者が出る襲撃は1年以上なかったといい、大量殺人は別の武装集団の暴力行為に対する報復だった可能性があるとしている。

国連コンゴ民主共和国安定化ミッション(MONUSCO)は12日、避難民キャンプで起きた「卑劣な襲撃」を「最も強い」言葉で非難する声明を発表。現地の当局と連携して同地のプレゼンスを強化していると述べ、犠牲者に哀悼の意を表した。コンゴ政府に対しては、犯人の検挙に向けて捜査に着手するよう促した。

コンゴ民主共和国では軍や国連平和維持活動部隊が鎮圧の取り組みを続けているにもかかわらず、こうした襲撃が後を絶たない。

コンゴ政府も今回の襲撃を非難し、国軍が引き続きイトゥリ州の治安回復に尽力すると強調した。

活動団体のLUCHAは、弱者を襲撃から守るための政府の対応が不十分だと批判している。

北キブ州では今年1月、教会の礼拝中に民兵集団ADFが爆弾を爆発させ、信者少なくとも12人が死亡、約50人が負傷していた。

「コンゴ」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]