教会の礼拝中に爆発 12人死亡、50人負傷 コンゴ民主共和国

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北キブ州カシンディの教会で15日、礼拝中に爆弾が爆発した

北キブ州カシンディの教会で15日、礼拝中に爆弾が爆発した

(CNN) アフリカ中部コンゴ民主共和国の教会で日曜の礼拝中に爆弾が爆発し、信者など少なくとも12人が死亡、50人が負傷した。同国政府は、イラク・シリア・イスラム国(ISIS)の関連組織が爆弾を爆発させたとみている。

政府や国連によると、同国東部北キブ州カシンディの教会で15日、礼拝中に爆弾が爆発した。

同国通信省は15日、ISISとつながりのある反政府勢力、民主同盟軍(ADF)による攻撃だったことは明らかだと述べ、「政府は爆弾攻撃を強く非難する」と強調した。

ISISはメディア部門のアマク通信を通じて犯行を認める声明を出し、ISISの戦闘員が教会に手製爆弾を仕掛けたと主張した。

CNNの取材では、この主張の裏付けを取ることはできなかった。

国連の報道官は15日に声明を発表し、国連地雷対策サービス(UNMAS)がコンゴ当局による事件捜査に協力していると説明。同国東部の平和と安定に向けたコンゴ政府と国民の取り組みを引き続き支援するとした。

国連コンゴ民主共和国安定化ミッション(MONUSCO)も15日、この攻撃を非難するとともに、犠牲者の遺族に哀悼の意を表した。

北キブ州では政府や国際社会による平和維持活動が続けられる中でも、今回のような暴力が後を絶たない。

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