ウクライナ軍、自軍ドローンを首都上空で撃墜 故障し被害懸念

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ウクライナ軍が自軍のドローンを首都上空で撃墜した/From Telegram

ウクライナ軍が自軍のドローンを首都上空で撃墜した/From Telegram

(CNN) ウクライナ空軍は6日までに、首都キーウ上空で最近、夜間に撃ち落としたドローン(無人機)は故障したとみられる自国軍の装備品だったことを明らかにした。

SNS上で、同機による人的あるいは物的損害などの発生を防ぐため軍が撃墜したと報告した。

空軍の声明によると、このドローンはトルコ製の攻撃型の「バイラクタルTB2」で現地時間の今月4日午後8時ごろ、キーウ上空で通常の飛行中、制御不能の状態に陥った。

首都上空での操縦不可能のドローンの存在は不測の事態につながる懸念があるとし、携行式火器の要員を出動させて撃墜することを決めたとした。

故障は技術的な要因によるものとみられ、詳しく調べているとした。撃墜によって死傷者は出ていないともした。「技術的な問題でもあり、今回のような事態は起こり得る」とも述べた。

キーウの軍事文民行政府は4日、空襲警報の発令に伴い、ドローン1機が同市上空で目撃されたと報告。その後、防空部隊によって撃ち落とされたとしていた。

キーウのクリチコ市長はSNS上で、市内の住宅地区で爆発や火災が起きたとも説明。撃墜したドローンの残骸による可能性があると指摘していた。火災は4階建ての建物で起きたが、治療を求めた住民らはいなかったともした。

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