ウクライナ、ロシア両国代表が殴打などの「けんか」 国際会議で

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アンカラでの国際会議でウクライナ、ロシア両国の代表団員が騒ぎを起こす一幕があった/Ercin Erturk/Anadolu Agency/Getty Images

アンカラでの国際会議でウクライナ、ロシア両国の代表団員が騒ぎを起こす一幕があった/Ercin Erturk/Anadolu Agency/Getty Images

(CNN) トルコの首都アンカラで開かれた黒海経済協力機構議員会議(PABSEC)に参加したウクライナ、ロシア両国の代表団員が議場などで小突きあったり、殴打を加えたりする混乱がこのほど起きた。

トルコのアナトリア通信によると、小突きあいはロシア代表団の一員が発言中、ウクライナ代表団員が国旗を掲げ、反ロシアのスローガンを叫んだ際に発生。同通信はこの押し合いをとらえた動画も掲載した。

SNS上に流れた別の映像には、ウクライナの国会議員がロシアの代表団員と口論し、殴りつける場面も収められていた。議場近くでウクライナ国旗を引きちぎったのが原因だった。

ウクライナの国会議員はこの映像を自らのSNSのアカウントに投稿。「我々の国旗から手をどかせ。ウクライナから手をどかせ」とし、ロシア人を罵倒(ばとう)する言葉も添えていた。

トルコ議会のムスタファ・シェントプ議長は、議事進行の迷惑行為を非難し、「不適当かつ容認できない出来事」と嘆いた。

黒海周辺にある13カ国から成るPABSECは、経済、政治や文化の各分野での協力推進を図る組織。ウクライナとロシアも加わっている。

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