ロシアの4月からの国連安保理議長国は「悪い冗談」 ウクライナ外相

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ウクライナのクレバ外相/David Dee Delgado/Reuters

ウクライナのクレバ外相/David Dee Delgado/Reuters

(CNN) ウクライナのクレバ外相は30日、ロシアが4月1日から国連安全保障理事会の議長国を務めるのは「悪い冗談」だと皮肉った。

ロシアは昨年2月のウクライナ侵攻後初めて、4月1日から1カ月間、議長国を務める。

ウクライナへの侵攻でロシアは経済的、外交的に孤立しているが、依然として5常任理事国の一つだ。

クレバ氏は「ロシアは安保理の席を不正に占めてきた。植民地戦争を仕掛け、同国の指導者は子どもの誘拐で国際刑事裁判所(ICC)から逮捕状が出ている戦争犯罪者だ。ロシアが安保理のメンバーでいる限り、世界は安全な場所とはならない」とツイートした。

ロシアは27日、安保理の会合で、自国から欧州へ天然ガスを運ぶ海底パイプライン「ノルドストリーム」が攻撃を受けた事案について調査を求める決議案を提案したが否決された。

ロシアが提案した決議案に賛成したのは3カ国にとどまり、残る12カ国は棄権した。決議案の採択には9カ国以上の賛成が必要。

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