東電の旧経営陣、二審も無罪判決 原発事故めぐり

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裁判所前で集会に参加する原告団の関係者ら=18日/Philip Fong/AFP/Getty Images

裁判所前で集会に参加する原告団の関係者ら=18日/Philip Fong/AFP/Getty Images

東京(CNN) 2011年3月の東京電力福島第一原発事故をめぐり、業務上過失致死傷の罪で起訴された東電の旧経営陣3人に対し、東京高等裁判所は18日、一審判決を支持して無罪の判決を下した。

勝俣恒久・元会長、武黒一郎・元副社長、武藤栄・元副社長の3被告は19年、東京地裁で無罪の判決を受けていた。

高裁の審理では、被告らが津波の発生を予想し得たか、事故を防ぐことはできたかが争点となった。

原発事故をめぐっては、東電の株主が12年に損害賠償訴訟を起こし、東京地裁が昨年7月、元会長ら3被告と清水正孝・元社長に東電への賠償金13兆円を支払うよう命じていた。旧経営陣の法的責任が認められたのは、これが初めてだった。

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