ウクライナ支援の弱体化、プーチン氏に「侵攻継続を促す」 独外相

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ウクライナ軍に破壊され煙を上げるロシア軍の戦車=2022年2月26日、ルハンスク/ANATOLII STEPANOV/AFP/AFP via Getty Images

ウクライナ軍に破壊され煙を上げるロシア軍の戦車=2022年2月26日、ルハンスク/ANATOLII STEPANOV/AFP/AFP via Getty Images

(CNN) ドイツのベアボック外相は4日、西側諸国に対し、ウクライナがロシアの侵攻に対抗できるよう兵器の供与を継続するよう呼び掛けた。ベアボック氏は、ウクライナ政府への支援が弱まることは、ロシアのプーチン大統領に対して侵攻の継続を促すことにつながるとの見方を示した。

ベアボック氏はポルトガル首都リスボンで行われた記者会見で、ウクライナへの支援が弱まる兆候はすべて、プーチン氏に対して侵攻の継続を促すことにつながると述べた。

ベアボック氏は「我々はこの戦争をウクライナの勝利で終わらせたいと考えているため、ウクライナの市民と民間のインフラを守るためには、どうすればより良い支援が行えるのか繰り返し自問自答しなければならない」と述べた。

ベアボック氏は、ウクライナに対して防空システムの供与を継続することは必須だと強調した。

ベアボック氏は、こうした供与は復興に向けた継続的な資金援助や、エネルギーや暖房、水の供給を再開するための資材の供給とあわせて行うことになると言及。これ以上の破壊を食い止めながら実施するとの見通しを示した。

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