米韓連合師団、初の実弾演習 非武装地帯からわずか30キロ

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韓国と米国の合同実弾軍事演習=8月31日/South Korean Defence Ministry

韓国と米国の合同実弾軍事演習=8月31日/South Korean Defence Ministry

韓国軍側の司令官は、米韓連合師団について、米軍の能力と韓国軍の作戦と地形に対する知識が組み合わさることで朝鮮半島で最高の能力を発揮することができると述べた。

米韓両軍は演習場の丘の上に設けられた指令センターで、韓国軍のK1戦車と米軍のM1エイブラムス戦車のための標的に関する情報を共有したほか、韓国軍のK9自走榴弾(りゅうだん)砲と米軍のM109自走榴弾砲に対して丘の中腹の後ろからの砲撃を要請した。

指令センターは、約1.6キロ離れた向かい側の山の斜面から煙が現れてから5秒後に激しく揺れた。

実弾を使った軍事演習は米韓連合師団が創設されてから初となる/South Korean Defence Ministry
実弾を使った軍事演習は米韓連合師団が創設されてから初となる/South Korean Defence Ministry

今回のような軍事演習は18年以来の実施となった。当時のトランプ米大統領がこうした軍事演習の停止を指示。トランプ氏は北朝鮮指導者の金正恩(キムジョンウン)氏と外交協議を進めるなか、軍事演習に否定的な見方を示していた。しかし、トランプ氏と当時の韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領は北朝鮮による核やミサイルの開発をとめることができなかった。

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