ロシア軍の砲撃、連日700~800回 砲弾は最多6万発

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ドネツク州スラビャンスクで、ロシア軍の空爆を受けた建物の消火をしようとする男性

ドネツク州スラビャンスクで、ロシア軍の空爆を受けた建物の消火をしようとする男性

(CNN) ウクライナ軍のザルジニー総司令官は18日までに、国内の戦況に触れロシア軍は全ての前線で進軍し続けており、ウクライナ軍陣地に対する砲撃は連日、700~800回に及び、使用する砲弾は40発から6万発に達していると報告した。

ロシア軍が使う砲弾の量に関するこの推定数字は西側諸国の軍事専門家らの見立ての多くと合致している。消尽する砲弾の量は先月初旬には比較的、落ち着いた水準にあったという。

総司令官はロシア軍の最近の動きについて、東部ドンバス地方でウクライナ軍の押し戻しに注力していると指摘。最も激しい交戦などは同州西部のアウディーイウカ、ピスキとマリインカがつながる地域とし、その長さは約25キロに達するとした。

ただ、ウクライナ軍は戦況を「十分に制御」しているとも述べた。

ザルジニー総司令官の今回の発言は、カナダ軍のエアー参謀総長との会談後に示された。参謀総長にはウクライナ内の前線の現状を説明したとし、「緊迫した局面にあるもののウクライナ軍が十分に制御している」と伝えたという。

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